首の痛み・頭痛 | 滋賀県米原市の医心堂鍼灸整骨院

医学的には「頸部捻挫」「頸部挫傷」「外傷性頸部症候群」と呼ばれており、整形外科で診断を受ける際によく聞きます。

自動車事故やスポーツでの衝撃によって頭が鞭のようにしなり、頸部に不自然な力が加わったことで筋肉や靭帯を損傷し発症します。むちうちは発症時あまり痛みが出現せず、2.3日後に頸部の痛みや可動域低下が出現するのが特徴です。頸部の痛みに伴って頭痛や吐き気、めまいなどを起こすこともあります。

・原因

交通事故は勿論、ラグビー、サッカーなどの接触プレーが多いでもスポーツでも起こります。また、軽度の交通事故でもむちうちになる可能性もありますので、交通事故にあった場合は交通事故の大きさに関係なく一度整形外科を受診することをお勧めします。

・治療

頚部に炎症が起きている可能性が高いので、その場合はアイシングをして患部を冷やします。電気などによって筋肉の緊張を取り除き、整体で身体の歪みを整え痛みの起きにくい身体づくりをしていきます。むちうちは発症時の身体への負担が大きいので、軽傷でも治るまでに時間がかかります。

医学用語ではないですが、朝起きた時に首が動かしにくく、痛みがある症状。頸部周囲の靭帯、筋肉の急性炎症による痛みで医学的には急性頸部拘縮になります。

・原因

疲労や睡眠不足、不自然な姿勢で泥酔状態で眠ってしまい靭帯、筋肉に負担がかかって起こります。

・症状

首を動かすと痛みが走り、可動範囲が狭くなります。

・治療

頸部周囲は炎症がきついのであまりマッサージはできませんが頚椎下部の胸椎部、背中をほぐして胸椎部アジャスト、頚椎部はやさしいAKAにて背骨の可動性をつけ正常位置へ戻して治します。

また即効性のある鍼治療も行っています。

ヘルニアとは脱出という意味です。頚椎ヘルニアには頚の骨と骨の間の椎間板の中の髄核が脱出して骨の側を通っている神経を圧迫して出る症病名です。

・症状

首、肩から手にかけて激しい痛み、放散痛、しびれ、上肢では握力低下、衣服のボタンの留め外しが難しくなる。

又圧迫がきついと手のしびれ以外に足がしびれ、歩行が不自由になってきます。

・原因

頚椎の椎間板の中の髄核が椎間板より脱出して起こる症状ではありますが、原因としては外傷性、運動負荷、遺伝的素因、加齢等色々あり一概には言えません。

・治療

しびれが下肢まで来て歩行が不自由になっている場合は手術をすすめます。

しかし上肢のしびれ、頚、肩、手の痛みや放散痛であれば筋肉をほぐし頚椎、胸椎のズレを取っていくとかなり改善します。体は、骨と筋肉のバランスで保っています。レントゲンではあきらかにヘルニアなのに無症状の方もおられます。そういった方は頚、肩周囲の筋肉がしっかりしています。当院でも筋トレを指導します。